DRIONIC(ドライオニック)について書きたいと思います。
個人的な感想になりますのでご参考までに。
手足用のものを使用しています。
2021年4月現在はダーマドライを使っています。
目次
ドライオニックについて
イオントフォレーシス療法(イオン浸透療法)を行える家庭用の機械です。
電流を流し(電気分解)汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)からの汗を抑制する治療です。
欧米では一般的な多汗症の治療法です。
バッテリーを使用します。
乾電池、または家庭用コンセントで使えるように改造する方もいるそうです。
うちのは乾電池(9V)で使えるようにしました。
使い方は?
水を張った容器にフェルトを浸しそこに手(足の治療も可能)を乗せ、電流を流します。
電流は調節できるので耐えられる範囲でなるべく強くします。
水に浸かっている部分、フェルトに触れている部分に効果があります。
治療中、水が入っている側とフェルト側の間に置いてある手は治療できていないということになるのでこまめに手を移動させて満遍なく治療するといいです。
濡れている部分にしか効果がありません。
治療しにくい指の間は濡れたティッシュを指に挟んで治療するといいですよ。
治療時間は?
電流に強い人は1日に合計1時間まで治療できます。
この場合、朝に30分、夜に30分行います。
平均で合計7時間の治療で発汗が止まります。
徐々に汗の量が減っていくのではなく、突然ぴたっと汗が出なくなります。
いろいろな制汗グッズを使ってきましたが汗が止まったのはドライオニックだけです。
効果はどれくらい持続する?
残念ながら一生汗が止まるわけではありません。
ドライオニックで汗を一時的(期間は数週間くらい)に止めることができても数週間に1、2回は治療しないといけません。
発汗が戻ってきたらまた汗が止まるまで治療しなければいけないのです。
デメリットは?
- 皮膚の痛み・痒み
- 治療中何もできない
- 汗が止まるまで時間がかかる
- 効果が永久ではない
- バッテリー又は電池が必要
- 妊娠中は使えない
電流は痛いですし、長時間手を水に浸けていなければなりません。
治療中は両手が使えずかなり苦痛になってきます。
片手ずつ治療するとなると片手は自由になりますが、治療に倍の時間がかかります。
治療中はドラマや映画を観るようにしていますがそれでも苦痛です。
冬は水が冷たいのでお湯を入れて治療していますが長時間の治療だと冷たくなります。
そしてたまに副作用で指の間がかゆくなるので電流の強さには注意です。
痒くなるところにはワセリンを塗っておくといいですよ。
どこで購入できる?
ドライオニック公式サイトで購入できます。
楽天やAmazonなどのネット通販で買えたらいいんですが、海外から購入しないといけないんですよね。
なんだか購入方法がややこしそうで不安だったので当時オークションサイトで購入したような記憶が…。
今はメルカリでも見かけます。
まとめ
ドライオニックの効果が持続している時はとても快適で外出も人に会うのも以前ほど苦ではなくなりました。
再発汗を阻止すべく、たまに治療しなければいけないとわかってはいても、治療が苦痛なのでさぼってしまい、またすぐ発汗させてしまうことも度々ありますが…。
絶対に汗を止めたい日がある場合はなるべく早くから治療を再開してコントロールしています。
妊娠中は治療ができず本当に辛かったです!
胎児に何かしら影響があると怖いので私は妊娠中には使用しませんでした。
そして産後はなかなか時間が取れず治療が難しいです…。
一生ドライオニックで治療し続けなければいけないなんて人生の時間だいぶ無駄に使ってます。
女性だと妊娠中は使えなくなりますしイオントフォレーシス以外で汗を止める方法も見つけなくてはなりませんね。
乾電池の消費もすごいし、ドライオニックが壊れたらDermadry(ダーマドライ)かSaalio(サーリオ)を買おうかと夫と検討しています。
治療時間もドライオニックより短時間で済み、バッテリーや乾電池ではなく、コンセントに挿すだけで使えるんです。
ただ、ドライオニックより価格は高いです。