飛蚊症って知っていますか?
視界に点や糸くずのようなものがチラつき、虫が飛んでいるかのように感じることはありませんか?
そういった症状を飛蚊症と言います。
私は子どもの頃から飛蚊症がありました。
産後、なんだか飛蚊症が増えたような気がしていましたが、アラサーだしそんなもんかな…とあまり深く考えないようにしていました。
ですが父も母も目に疾患があり、念のため、私も検査を受けてみようと思いました。
両親だけじゃなく母方の親戚も目の病気いろいろ…
私はまだ若いからきっと何もない、
そう思っていたんですが…。
網膜格子状変性というのが見つかりました…。
その日Apple Watchで心拍数最高153を記録していました。
私の場合こんな検査をして、こんな治療をしたよ、という記録です。
全ての方がこの検査内容や治療が当てはまる訳ではないと思うので参考程度に読んでくださいね。
目次
飛蚊症の検査で網膜格子状変性を発見
飛蚊症が気になるということを伝えてから診ていただきました。
ほとんどの人が問題ないそうですが網膜剥離の症状にも飛蚊症があります。
網膜格子状変性が見つかるまでの流れが以下になります。
視力検査
眼鏡を作ったことのある人はわかると思うんですが、レンズを入れ替えられるメガネをかけさせられてランドルト環(Cのやつ) を見て視力を検査します。
眼圧
緑の点を見てて下さい…空気が出ますよと言われ急に眼球に空気を当てられます。
毎回ちょっとびっくりしてしまいます。
診察
点眼され(なんかちょっと色ついてた)眼の表面を診ていただきます。
私は表面には何もなく、きっと何もないですよなんて笑いながら話してたんですけど…。
瞳孔を開いて診ないとわからないこともあるので、時間ありますか?と聞かれその日は2歳の娘を母に見てもらっていたので、しっかり診ていただくことにしました。
一旦待合室へ。
私のように、表面だけではわからない病気が潜んでいるかもしれないので散瞳してしっかりみてもらうことをおすすめします!
散瞳薬
看護師さんに瞳孔を開く目薬を入れてもらうんですが、瞳孔が開くのに10〜15分ほどかかります。
点眼してから瞳孔が開くまでしばらく待合室で待機です。
10分ほどして瞳孔の開き具合のチェックを看護師さんがしてくれましたがまだしっかり開いてなかったようで目薬を追加されました。
またしばらく待ち、次のチェックでようやく中待合室へ。
散瞳後は瞳孔が4〜5時間開いたままになるので眩しく感じたりピントが合わなくなったりします。
なので車やバイクの運転はできません。
眼底検査ーどんな検査?
眼鏡を外すとほとんど見えないのですが何かゼリーのようなものがべっとりついた何かを眼球に当て、部屋を暗くして眼球をライトで照らされました。
痛みはないので怖くないです。
視線を上、右上、左、といった感じに目を時計回りにぐるっと一周させてしっかりと診ていただきました。
かなり眩しかったです。
この検査で網膜格子状変性が見つかりました。
散瞳してからじゃないと見つからないそうなので診てもらってよかったです。
網膜格子状変性と治療について
右目に見つかった網膜格子状変性はけっこう前からありそう、とのことでした。
これは放っておくと網膜剥離を起こす可能性があるそうです。
網膜剥離にまでなってしまうと手術入院が必要になります。
格子状という名前の通り、網膜が格子状になって破れやすくなっている状態なんだそうです。
治療としては網膜光凝固術というレーザー治療があり、格子状変性をレーザーで囲って網膜剥離を予防するというものです。(詳しいことは眼科で聞いて下さいね!)
レーザー治療をせず、経過観察される方もいるそうです。
私の父も網膜剥離手前でレーザー治療を経験しています。
飛蚊症が異常に増えたため急遽眼科を受診したら即レーザーしましょうということになりました。
家系的にもレーザーを打たないという選択肢はありません!
何もせず経過観察をするなんて心配性の私にはメンタル的にキツい…!
その日にレーザーできるとのことだったのですぐ打ってもらうことにしました。
網膜光凝固術(レーザー光凝固術)
まず麻酔の目薬をします。
しばらくしてレーザー治療をしました。
台に顎を乗せ、額をつけ、手はグリップを握り体を動かさないようにします。
体感として1〜2分な感じでした。
じっとしてたらすぐ終わると言われたので頑張ってじっと耐えました。
とにかく眩しかったです…。
目を動かさないよう気をつけました。
バチバチと何度も眼球にレーザーを打っているんでしょうが痛みもなくただ眩しい。
下向いて、と言われたりするんですがな眩しすぎて何されてるのかもよくわからないしで目がパニック(笑)
自分が今どこを向いてるのかよくわからなくなりました(⌒-⌒; )
必死に言われた方向を見てじっとしていたので、あっという間に終わりました。
費用は片目、保険適用で30000円でした。医院により異なります。
レーザー治療の注意点
網膜剥離を予防する為のレーザー治療ですがこれをしてもまれに網膜剥離を起こすことがあるそうです。
なので術後も経過を診るため何度か眼科に通うことになります。
レーザーを受ける方は主治医にしっかり説明を受けて下さいね。
レーザー治療後
レーザー治療を受けた当日から洗顔もお風呂も大丈夫とのことです。
運動の制限もありませんでした。
私はまた1週間後に診察することになりました。
その後は1ヶ月後、3ヶ月、1年後、と診察を受けることになりました。
毎回散瞳薬を使うので4〜5時間は目が見え辛くなります。
なので診察の日は用事を終わらせ、午後に行くことにしています。
最後に
飛蚊症で訪れる患者の10人に1人は何かしら見つかると言っていました。
10人の内の1人に入ってしまった…。
近視の人は注意した方がいいそうです。
網膜格子状変性が見つかったからと言って必ずレーザー治療をしなければならないという訳ではありません。
私は親戚に眼の疾患が多いというのもあり、予防のために先生にも打ちましょう、と言っていただいたので予防として打っていただきました。
この話はあくまで私のケースですのであしからず。
以上、飛蚊症検査レポ、光凝固術の体験談でした。
網膜格子状変性が見つかった方、レーザーを受ける予定の方、怖がらなくて大丈夫です。
全然痛くありませんから。安心してくださいね。
気休めだとは思いますが…目にいいと言われているルテインサプリ買おうと思います。