辛かった妊娠中から壮絶な出産を終え、我が子に生きて会えた喜びにしばらく産後ハイになっていました。
両親には健康に生んでくれてありがとう、夫には結婚してくれてありがとうと伝えました。
この子がお腹にいる間は我が子に興味も愛情もなかったのに、産んで姿をこの目で見てから愛おしくてたまらないなんとも不思議な感情を抱きました。
ようやく私は母になったのだと感じました。
そして問題は翌日からでした。
先にお伝えしておきますがこのブログで気分を害されたらごめんなさい、産後の寝不足と慣れない育児と疲れで思考がおかしくなってます。
何かあると全て無痛分娩をしたせいで吸引分娩になってしまったからだと自分を責めていました。
無痛分娩も、吸引分娩も、決して悪いことではないのに。
目次
心配事
出産を終えた翌日にようやく娘に会えました。
貧血のためなるべく抱っこして立ち上がるのは控えるようにと言われ慎重に大切に抱っこしました。
出産時のことが頭から離れません。
なんであんなことになったんだろう。
何か障害を負ってはいないだろうか…?
普通の人よりかなりの心配症な私はそれはそれは心配で『吸引分娩 障害』『無痛分娩 障害』などのキーワードで検索しまくっていたのでした…。
無痛分娩による副作用
産後2日目、なんだか首のあたりが痛い…。慣れない抱っこで痛めたか?授乳の体勢が悪かったのか?それとも枕が合わなかったのか?
けっこう辛かったので看護師さんに相談してみることにしました。
産後2日目に副作用が出始めたのです。
頭が痛くなる人もいれば私のように首が痛くなる人もいるそうです。
そして体を起こしてる時だけ痛くて横になると全く痛みがないのです。
硬膜穿刺後頭痛
この副作用が生じるのは約100人に1人程度で産後2日までに生じ、硬膜外腔に細い管を入れるときに硬膜を傷つけ(硬膜穿刺)頭痛が起こる場合がある。この頭痛は、硬膜に穴が開き、 その穴から脳脊髄液という脊髄の周囲を満たしている液体が硬膜外腔に漏れることにより生じると言われており、頭や首が痛んだり吐き気がでたりする。症状は上体を起こすと強くなり横になると軽快する。
産後2日はずっと副作用のことばかり検索してました… 。
激痛!起き上がれない!
私は湿布とSG配合顆粒1g(セデス)という痛み止めを処方されました。これは授乳中に服用しても大丈夫だそうです。
6時間は空けて服用しました。が、なかなか薬が効かず、日が経つにつれ痛みが増し、娘のお世話ができないほどでした。
起き上がると首に激痛が走るのです。
ベッドに横になりながら授乳しました。
夫がいるときは夫にミルクを作ってもらったりオムツを替えてもらったりしましたが面会時間を過ぎると夫は帰らなくてなりません…起き上がれないのは本当に大変でした。
体を起こすと激痛なので食事もまともにできませんでした。
薬の効果にはかなりムラがあり、効いている時もありました。
痛いのも辛かったですが娘のお世話ができないことがとても辛かったです…。
無痛分娩をした私のせいだとまたまた自分を責め続けました。
治療法は?
安静にすることと(産後これは厳しい)水分をたくさん補ってと言われました。
それ以外に【硬膜外血液パッチ】という治療法を教えてもらいました。
硬膜外血液パッチ
患者の血液を硬膜外腔に注入し、 血をかさぶたのように固まらせることにより穴を塞ぐ処置。
完全に治る人もいれば一時的に治るだけの人もいるらしいく、そういった人はまた【硬膜外血液パッチ】を受けるのだそうです。
私はこれはせずにもうしばらく様子をみることにしました。ひたすら水分を摂取しまくりました。
これは帝王切開をした人にも生じる副作用みたいです。麻酔の方法は無痛分娩と同じですから。
痛みはいつまで続く?
私の場合、痛みは1週間ほど続いて治りました!
治って本当に良かったです…!
最後に
産後、検索魔になるのはやめましょう!しっかり休みましょう!いっぱい抱っこしましょう!写真撮りましょう!(3回目)
無痛分娩をする予定の方へ
無痛分娩は我が子に愛情が湧かないとかそういった心配をする必要はないです。無痛分娩をする方は自信を持って出産に臨んでください。誰に何を言われようと生むのはあなたですから。そして無事に出産できますように。副作用出ませんように。